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教授でもできるMacOSXへのX11とLaTeX、Ghostviewのインストレーション
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5. その他 LaTeXがらみ
必要ならば、次のものをインストールしてください。(後でも構わない)
5.1 TeX/LaTeXがらみの他のツールを使えるようにする
PDFの図を取り込むときに図の大きさを記述した bounding box のファイルを生成する ebb や extractbb、
手でdviからpdfに変換する dvipdfmx などのコマンドが使えない場合 (小川版のdrag & drop UpTeXしかTeX/LaTeX環境を入れていない場合)は、
下準備で行った要領で、
/Applications/pTeX.app/teTeX/bin を PATHに追加します。
Terminal で $ echo $SHELL と打って
LaTeXで書いた式などを単独でコンパイルし、整形されたものをKeynoteなどに入れるのに
便利なソフトです。
よく使う式を引き出しにしまっておけるので便利です。
- まず、LaTeXiTをダウンロードします。
- Mac OS X 10.4 (Tiger), 10.5 (Leopard)用のESP Ghostscript, pTeX+JMacros package for Mac OS X (ppc/intel)を入れた場合
- Mac OS X 10.7 (Lion), 10.6 (Snow Leopard)用の
小川版のESP Ghostscript 7.07.1 (esps090829.dmg) 、
小川版の小川版の Drag & Drop UpTeX をインストールした場合
- ESP Ghostscript 7.07.1 (esps090829.dmg)
に同胞されているx32の中のGSX32.pkg をダブルクリックし、32bit版で上書きしてください。さもないと、LaTeXiTは正しく動きません。
- 環境設定>プログラム>コマンド の箇所で、下のように
- pdflatex を選び、
- pdfLaTeX の横に /Applications/UpTeX.app/teTeX/bin/pdflatex と直接打ち込みます。
5.3 feynMF/feynMP - for drawing Feynman diagrams
ファインマンダイアグラム(素粒子の反応を表す図)をLaTeXで書くには、feynMFをインストールする。
LaTeXiTでFeynman diagramを描く方法
- Mac OS X 10.4 (Tiger), 10.5 (Leopard)用のESP Ghostscript, pTeX+JMacros package for Mac OS X (ppc/intel)を入れた場合
- Mac OS X 10.7 (Lion), 10.6 (Snow Leopard)用の
小川版の小川版の Drag & Drop UpTeX をインストールした場合
- TeXShopの
環境設定>プログラム>コマンド の箇所で、[feynmp]の構成(Configuration)として下のように
- latex + dvipdf
- LaTeX : /Applications/UpTeX.app/teTeX/bin/latex
- dvipdf : /Applications/UpTeX.app/teTeX/bin/dvipdfmx
と設定します。
5.4 他のLaTeXのstyle file (.sty) をインストールするには
5.4.1 使いたいstyle fileがその場限りの場合
もし、使いたいstyle fileがその場限りの場合は、タイプセットするLaTeXのファイルと同じdirectory (folder)に
そのstyle fileを置きます。
5.4.2 style fileをいつでも使えるようにする場合
style fileを通常使えるようにするには、次のようにします。
- 次のいずれかの場所にtexmf/tex/latex というdirectoryを作ります。
- home directory
- home directory の下の Library (LionからFinderでは見えなくなった)
- 他のユーザーも使う場合は /Library (Finder で見るとMacintosh HDの下の Library)
Finderの場合は、Library のフォルダーの中に texmf というフォルダーを作り、
そのtexmf というフォルダーの中に tex というフォルダーを作り、
そのtex というフォルダーの中に latex というフォルダーを作ります。
(Library は 日本語の設定だと「ライブラリ」)
- 上で作った texmf/tex/latex/ の中に、使いたい style file (例えば hoge.sty)をコピーします。
- Applicationフォルダーの中のUpTeX をダブルクリックし、
「初期設定しますか?」という質問に「はい」と答えます。
(これにより、mktexlsrというコマンドが走り、どのスタイルファイルがどこにあるかが登録されます。)
- LaTeXのソースの中で、\documentclass[...]{...} と \begin{document}の間に
\usepackage{hoge}
を入れます。hoge は入れるスタイルファイル名 (".sty"は抜き)に置き換えてください。
5.5 LaTeXで化学式
mhchem を使うと化学式を非常に簡単に書く事ができます。
これはすごいです。
マニュアルやstyle fileはCTAN/mhchemから。
5.6 はしごの「高」、下の棒の長い「吉」などの外字の書き方
shift-jisでサポートされていない漢字(外字、異体字)を書くには、utf / otf packageを使います。
5.7 TeXShop / LaTeX でフォントをPDFに埋め込む
LaTeXで作るPDF fileにフォントを埋め込むには、
小川氏のサイト
の 「GPL/ESP Ghostscript」をダウンロードしたときにいっしょについて来た
GSPDFFontChanger (Mac OS X 10.4 Tiger の場合は GSPDFFontChangerT)を走らせ、"Embed" ボタンを押し、
その後再びTeXShopでタイプセットします。
5.8 章や節に飛べる目次や、しおりを作る
章や節に飛べる目次や、しおりを作るには、
hyperrefやpxjahyperをインストールします。
5.9 科研費の研究計画調書や、学振の特別研究員の申請書類をLaTeXで書きたい場合
「科研費LaTeX」というLaTeXのファイルを使うと、
調書の枠がずれたりなどということに悩まされる事なく、
科研費や特別研究員の書類を書く事ができます。
5.10 LaTeXの本、マニュアル
これにて、X11, LaTeX, Ghostview, TeXShopのインストールは終わりです。
gccなど その他のセットアップ
Updated: 2013-05-26