教授でもできるMacOSXへのX11とLaTeX、Ghostviewのインストレーション
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Mac OS Xには、TeXShopという非常に使いやすい、TeXを走らせる環境があります。
(emacsでエディット、platexをコマンドで走らせ、xdviで見て、とするよりずっと簡便で効率的です。)
4.1 手順
- TeXShopをdownloadする。
http://darkwing.uoregon.edu/~koch/texshop/texshop.html
から、「Obtaining」の下の「Latest TeXShop」を選び、ダウンロードします。
- TeXShopをアプリケーションフォルダーに入れる。
「TeXShop」というディスクがマウントされるので、その中の「TeXShop」を「アプリケーション」フォルダーに入れます。
- TeXShopの環境を設定する。
- Tiger, Leopardの場合: TeXShopを走らせ、TeXShop > 環境設定... から「設定プロファイル」で「pTeX (ShiftJIS)」を選びます。
- Lion, Snow Leopard用のDrag & Drop UpTeXの場合: Drag & Drop UpTeXのディスク(UTeX20111010.dmg)に付いて来たReadMe.rtfdの中の「3.TeXShopdでの設定」に従って、
TeXShopの設定をします。具体的には、
- 書類タブの左下の「設定プロファイル」から「pTeX (Shift JIS)」を選び、
- タイプセットタブで「TeX+DVI」を選び、
- 内部設置タブで下のパネルの例の通りに書き換えるだけ。
2011年10月に、Drag and Drop pTeXから Drag and Drop UpTeX に変わったことにより、パス設定が変わりました。
- これにて、日本語、英語のLaTeXができるようになりました。あらかじめTeXShopの環境設定> 書類> エンコーディング でJapanese(shiftJIS)を選んだ後、新規ファイルを作り、[テンプレート]から
「LaTeX Template」を選びます。あとは、[マクロ]から欲しいものを選んだりしながら書き、[タイプセット]ボタンを押すだけです。
- あと、Window > LaTeX Panel...を開くと、LaTeXのコマンドやら
特殊文字やら数学記号などがクリックするだけで入力できます。
4.2 いくつか注意
- TeXのソースファイルの名前に空白文字や日本語文字を使ってはいけません。
- Ghostscript のバージョンを7と8切り替える場合は、このスクリプト
を使うとよいでしょう。
うまくTeXShopがうごかなかったら、
こちらを参照。
4.4 ついでに
ついでですので、iMageMagick を入れておくと、ターミナルでconvertというコマンドを
用いて、画像のファイル形式を変換できます。
手順に従って、iMageMagickをインストールしておくと、
何かと便利です。
Updated: 2011-11-23