2004年9月 IUPAP専門委員会議事録 DRAFT v2004.9.25
日時と場所
- 2004年9月21日(火) 10:30 - 12:30
- 日本学術会議6階、601号室
出席者
- 福山、高田、永宮、山中、黒川、犬竹、小嶋、盛永、植田、伏見、西森 [席の順、上から見て時計回り]
報告と議事
- Workshop on Energy in Tokyo
- 2004年5月13日に開催され、約100人の幅広い分野の参加者があった。(犬竹、永宮)
- 講演内容はホームページに掲載されている。
- Workshopの結果をふまえ、Working Group on Energy は2005年のGeneral Assemblyに最終報告を提出する予定である。
- 詳しくは、報告(PDF)を参照のこと。(犬竹)
- IUPAP approved conferencesの登録費
- 平成19年(2007)度共同主催国際会議の募集
- 希望があれば、10月末までに日本学術会議事務局国際会議係に問い合わせるよう、案内があった。ただし、実質的には、9月22日の全体委員会に諮られる。
- 永宮氏から、INPC2007 (International Nuclear Physics Conference)を2007年の共同主催国際会議として応募したい旨説明があり、承認された。[追記:これは、全体会議で承認された。]
- World Year of Physics 2005
- 榊氏から、応用物理学会の行動計画概要が送られてきた。(福山)
- [後記:北原氏から、日本物理学会のイベント一覧が送られてきた。(福山)]
- [事後報告:この事項に関する本委員会における情報・意見交換の際の窓口は、学術会議・物研連北原委員に一本化する。(福山)]
- 発展途上国にコンピュータ資源をUnescoを通して送ることがC20で検討されている。(高田) これについては、国連基礎科学部に問い合わせる。(黒川)
- IUPAP Council and Commission Chairs Meetingが10月15-16日にMumbai, Indiaで開かれる。
- 「国際学術団体および国際学術協力事業-2003年度報告書」の誤り
- 正しいメンバーのリストを学術会議に送ったにもかかわらず、報告書に記載されている日本のメンバーが古いままであった。(福山)
- IUPAP専門委員会とコミュニティーの関係
- IUPAP専門委員会での重要な決定事項は、物理学会、応物学会の会長、副会長に送り、学会員に広く知らせることになった。
- IUPAP専門委員会とコミュニティーの間の情報交換を促す方策を、これからの委員会で検討することになった。
- 日本のvisa問題
- 素粒子、原子核、宇宙の分野などで、日本のvisaが取れず、来日できない外国人が最近増えている。まず現状を調べることを、明日の全体会議で提案する。(黒川)
Commissionの報告
- C2 (盛永)
- CPEM (Conference on Precision Electro-Magnetic Measurement)に対するIUPAPからの後援が取り消された。これは、登録費がIUPAPの上限値を越えたため。
- 様々な用語の統一について検討されている。
- 詳しくは、報告を参照のこと。
- C3 (西森)
- 第22回統計物理学国際会議 (STATPHYS 22が2004年7月4日-9日にBangalore, Indiaで開かれた。ボルツマン賞はE. G. D. Cohen (Rockefeller), H. E. Stanley (Boston)に与えられた。
- STATPHYS22会期中のC3 meeting議題
- STATPHYS 23はGenova, Italyで開催される。
- 次々回のSTATPHYS24はCairns, Australiaが立候補の動き。
- C3の役員と委員が改選された。Chair :D. Mukamel (Weizmann), Vice chair:S. Dietrich (Max Planck), Secretary :西森 秀稔 (東工大)
- 詳しくは、報告を参照のこと。
- C4 (村木、欠席)
- C5 (福山)
- C6 (伏見)
- ICBP 2004 が2004年8月23-27日にスェーデンのエーテボリで開かれた。
- 次回は2007年9月にブラジルのリオデジャネイロで開かれる予定。
- 詳しくは報告を参照のこと。
- C8 (榊、欠席)
- C9 (前川、欠席:メールにて報告)
- C10 (寺倉、欠席)
- C11 (山中)
- ICHEP2004 - International Conference on High Energy Physicsは2004年8月16-22日、北京で開催された。参加者は約七百数十名。
- Lepton Photon 2005は2005年6月30日-7月5日、Uppsla, Swedenで開かれる。
- ICHEP2006 は2006年7月26日 - 8月2日、Moscow, Russiaで開かれる。
- Lepton Photon 2007 は2007年8月13-18日、Daegu, Koreaで開かれる。
- ICHEP2008に対して、Princeton/Penn大から提案があった。
- 高エネルギー物理の分野の論文の著者数が今後さらに増大する。この問題を来年夏までに検討してC11に指針を出すワーキンググループを、大規模実験や研究所の代表を集めて作ることになった。
- C12 (永宮)
- INPC2007(International Nuclear Physics Conference)を日本で開催することになり、学術会議に支援を申請する。
- PANIC2005 (Particle and Nuclei International Conference)を2005年にSanta Fe, New Mexicoで開く。
- Ad Hoc Committee on International Cooperation in Nuclear Physics を立ち上げ、原子核物理実験のfacilitiesの国際協力について検討を始めた。
- 詳しくは、報告(PDF)を参照のこと。
- C13 (黒川)
- World Conference on Physics and Sustainable Development (Durban, South Africa, 10/31-11/2/2005)への参加と協力が要請されている。
- 9th APPC (Asian Pacific Physics Conference)が10月25-31日にHanoi, Vietnamで開かれる。ここのround table discussionで、Physics for development, およびWomen in Physicsについて話し合われる。
- C14 (兵頭、欠席)
- C15 (山崎 欠席)
- C16 (犬竹)
- C17 (植田)
- MPLP 2004 - 4th International Symposium on Modern Problems of Laser Physicsが2004年8月22-27日にNovosibirsk, Russiaで開催された。
- 大強度レーザーについては、アメリカ、ヨーロッパでそれぞれまとまった体制ができてきており、今後、アジアの学会をまとめることも必要。
- IQEC/CLEO PR 2005 in Japan (2005年7月11-15日、東京)の準備が進められている。(IQEC = International Quantum Electronics Conference; CLEO PR = Conference on Laser and Electro-Optics in Pacific Rim)
- ICUIL meeting がICUIL2004International Conference on Ultrahigh Intensity Lasers (2004年10月3-7日, North Lake Tahoe)と同時に開かれる。
- 詳しくは、報告(PDF)を参照のこと。
- C18 (小嶋)
- C19 (小山、欠席)
- C20 (高田)
- IUPAP Sponsorship Conferencesの開催
- IUPAP Sponsorship Conferencesの推薦
- CCP2005を2005年3月19-25日にLos Angeles, Californiaで開催する案がC20 Commissionで認められ、IUPAPに推薦された。
- 詳しくは報告を参照のこと。
その他
- 次回のIUPAP専門委員会は12月14日(火)の10時30分から。
- 提案議題は12月5日(日)までに福山委員長にお送りください。
- 委員会を欠席する場合は、コミッションの報告を、12月5日までに福山委員長と山中幹事にE-mailでお送りください。