これは、研究目的を書いた例です。 ユーザーが書く場所は、この例では %begin 研究目的 ==== から %end 研究目的 ==== の間の青で示した部分だけで、 普通にLaTeXを用いて書きます。箇条書きや図の取り込みもできます。 こうして書いた文章は「¥研究目的」というコマンドとして定義され、 後で枠の中に文章を流し込むときに使われます。
また、長い文章もページの切れ目を気にすることなく書き連ねれば、 自動的に次のページの枠の中に入ります。枠がずれる心配もありません。
%======= S-1-8 (基盤ABC) p.1-2 研究目的 ======================================== %======= S-1-8 (基盤ABC) p.1 研究目的 ======================================== ¥section{研究目的} ¥newcommand{¥研究目的}{ % ¥研究目的 という"変数"に、以下の内容を定義する。 %begin 研究目的 ============================= ¥begin{wrapfigure}{r}{5cm} %ページの右側に5cmの幅で、以下の図を入れ、その左側に文章を回り込ませる ¥begin{center} ¥includegraphics[width=5cm]{../figs/seagull2.eps} ¥caption{カモメ} ¥label{fig:seagull} ¥end{center} ¥end{wrapfigure} 本研究の目的は、象の卵の殻について、生物、化学、物理、工学などの 方面から多角的に調べることである。 象の卵の殻は、80kgを超える体重の子象と、 その栄養源である卵黄の大きな質量を支えるだけではなく、 卵を暖める親の象の体重も支える必要がある。 このため、象の卵の殻は、体重の軽い鳥類(図¥ref{fig:seagull})の卵の殻とは本質的に異なる構造を持っていると 考えられる。 また、象の卵の殻の仕組みが解明されれば、 ¥begin{itemize} ¥item 象の生態の解明、恐竜の卵の構造の理解(生物学)、 ¥item 殻の化学生成反応の解明(化学)、 ¥item 殻の原子レベルでの構造とC$_{60}$やナノクラスターとの関連の研究(物理)、 ¥item 人工的に象の殻を作り、車の車体などに応用できる(工学) ¥end{itemize} など、科学、社会への影響は計り知れない。 %end 研究目的============================== }
Updated 2008-03-11