2004年12月 IUPAP 専門委員会議事録 v2004.12.27
日時と場所
- 2004年12月14日(火) 10:30 - 12:30
- 日本学術会議6階、601号室
出席者
- 福山(C5、委員長)、高田(C20)、永宮(C12)、犬竹(C16)、山中(C11,幹事)、小山(C19)、村木(C4)、小嶋(C18)、兵頭(C14)、植田(C17) [席の順、上からみて時計回り]
報告と議事
- World Year of Physics 2005
- アメリカのVisa問題
- アメリカのビザ問題を解決するよう要望する手紙が、International Council for ScienceのJane LubchencoからU.S. Science and Technology AdvisorのG.H.Atkinson氏に対して送られた。
- 前もって手続きを始めれば、ビザ発給の状況は改善されていると聞く。(永宮)
- 日本のビザ問題
- KEKや日本国内の国際会議に来る予定であったインド人研究者や国費留学生に対して、日本への入国ビザが発給されていない。この問題を解決するよう、Petroff IUPAP President を通して政府に働きかけたい。(永宮)
- これに対し、国際会議出席のように入国を全て認めるべき場合と、研究成果を兵器開発に利用される危険性を考慮せなばならない個々の場合などがあり、一概に全ての入国を認めるよう要求するわけにはいかない、などの意見が出された。議論の結果、次の2点を行うことになった。
- KEK機構長から直接、外務省に対してこの問題を改善するよう要請してもらう。
- 永宮氏から、Petroffに対して現状を説明する手紙を出す。また、Petroffに依頼して外務省などに対して手紙を出してもらう場合には、その原案をIUPAP専門委員会に回して意見を求める。
- Ethical Conduit in Scientific Publishingについて、IUPAPでガイドラインを作成中。
- Women in Physicsのtable discussionが9th Asia Pacific Physics Conference (ハノイ、10月25-31日)で行われた。
- IUPAP Nanoscience Working Groupが設立された。
- IUPAP Sponsorshipのapprovalを早めに行うよう、提案があった。
- 「国際交流に関するアンケート」を提出した。
Commissionの報告
- C2 (盛永、欠席)
- C3 (西森、欠席)
- C4 (村木) 特になし。
- C5 (福山) 特になし。
- C6 (伏見、欠席)
- C8 (榊、欠席)
- C9 (前川、欠席)
- C10 (寺倉、欠席)
- C11 (山中) 特になし。
- C12 (永宮) 特になし。
- C13 (黒川、欠席)
- C14 (兵頭)
- C15 (山崎 欠席)
- C16 (犬竹)
- C17 (植田) 特になし。
- C18 (小嶋)
- C18から賞(IUPAP medal)を出すことになった。
- C19 (小山)
- C20 (高田)
- Nanoscience Working Groupに、C20からのメンバーとして、Prof. Risto M. Nieminen (Vice-Chairman, フィンランド)を推薦した。
- CCP2005 が2005年3月19-25日にLos Angelsで開かれることが、Council and Commission Chairs Meetingで承認された。また、C20 Commission Meetingで決議されたように発展途上国における計算物理学教育に関するspecial sessionを設けることを、ChairmanのDr. Barry I. Schneider氏に依頼した。
その他
- 次回のIUPAP専門委員会は2005年4月27日 10:30。
- 提案議題は2005年4月20日までに福山委員長にお送り下さい。
- 委員会を欠席する場合は、コミッションの報告を、2005年4月24日までに福山委員長と山中幹事にE-mailでお送りください。