神岡地下観測所は岐阜県神岡鉱山の地下1000メートルの深さにあり ます。観測装置は、直径15.6メートル、高さ16メートルの巨大な缶詰 のような水槽に純水3000トンを満たし、高速荷電粒子が水中で発する チェレンコフ光を捕らえて、水槽内で起きた様々な現象を観測します。水 槽の内壁には、この実験のために特に開発された、直径約50センチの光 電子増倍管を約1000個、1平方メートルに1個配置してあり、この光 電子増倍管でチェレンコフ光を捕らえます。
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