修士論文 | ||
2001 | 松本 充弘 | MATSUMOTO, Mitsuhiro |
Fermilab KAMI実験の![]() | ||
Abstract: "アメリカ合衆国フェルミ国立研究所において、K中間子系でのCP非保存実験、KAMI実験(Kaons At the Main Injector)が計画されている。この実験のビームテストが2000年の1月に行なわれた。このときの結果から、標的上で生成されるK中間子のエネルギー分布を求め、これと以前に測定された光子の不感率を用いて、シミュレーションを行なった。その結果、1年間に観測される![]() | ||
2000 | 真鍋 健一 | MANABE, Kenichi |
Bottom Up Study of ![]() | ||
Abstract: "The ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
1999 | 紅林 圭太郎 | KUREBAYASHI, Keitaro |
鉛/Plastic Scintillator サンプリングカロリーメーターの光核反応による不感率の測定 | ||
概要:"エネルギーが50MeVから980MeVの光子に対する、鉛/プラスティックシンチレーター積層型のサンプリングカロリーメーターの光核反応による不感率を調べた。その結果、カロリーメーターのしきい値を5MeV以下にした場合、光核反応による不感率は200MeVの光子に対して4×10-5、900MeVの光子に対して5×10-7であった。これは![]() | ||
1999 | 森 浩二 | MORI, Koji |
CsI光子検出器の光核相互作用に由来する不感率の測定 | ||
概要:"![]() ![]() | ||
1998 | 持田 修示 | MOCHIDA, Shuji |
Feasibility of the Use of Time of Flight to Detect ![]() | ||
Abstract: "The main purpose of the kaons at the Main Injector (KAMI) proposed at Fermilab is to detect a rare decay, ![]() | ||
1997 | 十河 正典 | SOGO, Masanori |
中性K中間子の崩壊 KL0 → π+ π- e+ e- の探索 | ||
概要:"米国フェルミ研究所で始まったKTeV(E832)実験で、得られたデータの一部を用いてKLの崩壊事象KL → π+ π- e+ e-を探索した。観測された1事象に対して、予想されるバックグラウンド事象は0.15事象であった。その結果崩壊分岐比の上限値2.79×10-6(90% Confidence Level)を得た。これはデータの一部しか用いてないにもかかわらず、現在の世界記録とほぼ同じレヴェルである。全データを用いることにより崩壊事象KL → π+ π- e+ e-が観測されCP非保存の効果が測定されると期待される。" | ||
1997 | 日高 諭 | HIDAKA, Satoshi |
中性K中間子の崩壊 KL0 → μμ γ の分岐比の測定 | ||
概要:"米国のフェルミ研究所で行われたKTeV実験から得られたデータを使いKL0 → μμγの崩壊分岐比を測定した。観測された145事象(バックグラウンド11.5±3.0を含む)により、得られた崩壊分岐比は、BR(KL0 → μμγ)=(3.78±0.36(stat)±0.29(sys))×10-7であった。解析の目的であるKL0 → γ*γ の崩壊確率を計算するモデルの検証には及ばなかったが、KTeV実験で得られる全データの解析によりモデルの決定が行われる見通しがついた。" | ||
1996 | 加藤 文彦 | KATO, Fumihiko |
中性K中間子の崩壊 KL0 → π0 π0 π0 を用いた中性π中間子の崩壊 π0 → e+ e- e+ e- の分岐比 及び 中性π中間子のパリティの測定 | ||
概要:"米国フェルミ研究所で行われたE799-I実験におけるKLの崩壊事象KL → π0 π0 π0からのπ0を用いて、π0の崩壊事象π0 → e+ e- e+ e-(Double Dalitz崩壊)の崩壊分岐比、及びπ0のパリティを測定した。観測された240事象より得られた崩壊事象π0 → e+ e- e+ e-の崩壊分岐比は、BR(π0 → e+ e- e+ e-)=(3.47±0.27(stat.)±0.27(sys.))×10-5であった。また、e+ e-の崩壊面間角度φに対する角度分布を関数dn(π0)/dφ = α(1+ βcos 2φ)を用いてfitすることによって得られた結果は、β=-0.19±0.08であり、これはπ0のパリティが-1であることを強く支持する。これらの結果は電磁相互作用を元に計算された理論予測値と一致する。" | ||
1996 | 貞本 雅祥 | SADAMOTO, Masayoshi |
1995 | 辻 敏弘 | TSUJI, Toshihiro |
KTeV実験pure-CsI電磁カロリメーターのための光電子増倍管の線形性試験装置の開発 | ||
概要:"K中間子によるCP非保存の起源の探索を目的としたKTeV実験が1996年春に米国フェルミ加速器研究所ではじまる。精度向上のため電磁カロリメータにpure-CsI結晶が使われる。その読み出しに使用される光電子増倍管は3000本を超え、その性能には非線形性が0.5%以下という厳しい要請が課せられている。 われわれは、一度に複数の光電子増倍管の非線形テストができる測定システムを開発してきた。そして、光源に窒素レーザーを使用、光量調整にフィルターを使用して、一度に10本の光電子増倍管のテストができ、その測定精度が0.2%程度であるテストシステムを開発した。" | ||
1995 | 花垣 和則 | HANAGAKI, Kazunori |
FNAL KTeV実験用 γ線検出器 -Collar Anti- の研究開発 | ||
概要:"中性K中間子系において直接的CPの破れを探索するKTeV E832) 実験が、米国フェルミ国立加速器研究所で計画準備されている。この実験は、CP非保存のパラメータε'/εを1×10-4の精度で測定する超精密実験である。その精度を達成するためには、捕獲率に対する系統誤差0.02%以下が要求されている。 今回私が研究開発を行なったCollar Anti(CA)と呼ばれるγ線検出器は、系統誤差を0.02%以下におさえるために必要不可欠な検出器である。その検出器に要求される性能をシミュレーションを用いて考察し、その性能を満たすべく設計を行なった。さらに、期待通りの性能が得られるかをビームテストで評価した。その結果、十分期待通りの性能を発揮しており、E832実験で使用できることがわかった。" | ||
1994 | 八木 元治 | YAGI, Motoharu |
Pure-CsI電磁カロリーメータのための光電子増倍管テストシステムの製作(フェルミ国立加速器研究所 KTeV実験) | ||
概要:"現在、米国フェルミ国立加速器研究所ではCP非保存のパラメータε'/εを精密測定するKTeV実験の準備が進められている。この実験では測定精度をあげるために、pure-CsI結晶が電磁カロリメータとして用いられる。Re(ε'/ε)の系統誤差を抑えるためにカロリメータに付ける光電子増倍管には非線形性が±0.5%以下という厳しい要請が課されている。 今回、光電子増倍管をテストする新しいシステムを製作し、線形性測定における測定精度の評価を行なった。再現性という点に着目して、精度を見積り、測定精度として0.15%、2本の光電子増倍管を使った相対的な線形性では0.05%の測定精度が得られた。" | ||
1994 | 松宮 裕二 | MATSUMIYA, Yuji |
博士論文 | ||
1999 | 千代 勝実 | SENYO, Katsumi |
CP Asymmetry in the Decay KL → π+ π- e+ e- | ||
Abstract: "CP violation in an angluar asymmetry has been established in the decay KL → π+ π- e+ e- based on 1162 events. Measured CP asymmetry, which appeared in the angular distribution between normals to π+ π- and e+ e- planes, is 0.127±0.029(stat.)±0.016(syst.). The form factor of M1 direct emission appeared in KL → π+ π- γ*(→ e+ e-) is determined as a1/a2 = -0.684![]() | ||
1999 | 貞本 雅祥 | SADAMOTO, Masayoshi |
Search for the decay KL → π0 μ+ μ- | ||
Abstract: "A search for KL → π0 μ+ μ- decay is carried out as a part of E799-II experiment at Fermilab. Within the Standard Model, the KL → π0 μ+ μ- decay is expected to include the direct CP violating processe. We observed two events, which are consistent with 0.96 background events expected from our Monte Carlo simulation. We set an upper limit | ||
1998 | 花垣 和則 | HANAGAKI, Kazunori |
Search for the Decay ![]() | ||
Abstract: "This thesis describes a search for ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
1995 | 中家 剛 | NAKAYA, Tsuyoshi |
Measurement of the Branching Ratio of KL → e+ e- γ γ |