[Home] / 教授でもできる...
教授でもできるMac OS X へのLaTeX, X11, gccのインストレーションと環境設定
環境の変化を踏まえ、「教授でもできる」シリーズを改訂しました。
誰かのお古のMacを手に入れたなら
Macのハードディスクの中身を消去し、新しくOSを入れ直しましょう。
- command, option, R の3つのキーを押しながら、電源ボタンを押します。
- ディスクユーテリティーを選び、Macintosh HDを選び、「消去」します。
- Macを無線LANもしくは有線LANのネットワークにつなぎます。
- 最新のOSをネットワークを通してインストールします。
新しいMacを手に入れたら、あるいは古いMacを消去して新しくOSを入れたなら
- 最初にMacを立ち上げたときが肝心です。古いMacから移行するときは、そうするか聞かれた時に移行してください。
後回しにして、古いMacで使っていたUser IDで新たなアカウントを作ってしまうと、
後から アプリケーション>ユーティリティ>移行アシスタント を使って移行できなくなります。(そのアカウントは既にあると、断られます)
移行するにはいろいろな方法があります。
- 古いMacから移行する。
無線LANを介して移行したり、Ethernet cableやFirewire cableで新旧のMacを直接つないで移行することもできます。
- ブート可能なハードディスクから移行する。
SuperDuper!などで作ったハードディスクがあれば、
それをつないで移行できます。
また、古いMacを「T」を押しながらブートすると、古いMacがハードディスクとして立ち上がるので、
それを外付けのハードディスクといてつなぐこともできます。
- Time Machineのディスクから移行する。
古いMacの最新のバックアップがTime Machineのハードディスクに取られていたら、そのハードディスクから移行することもできます。
- 新たにアカウントを作ったときは、「アカウント名」を、他のマシンにsshなどでログインする user IDにそろえておくことを
強く勧めます。例えば、user IDがhogeでそろえてあれば
$ ssh foo.bar.edu
とアドレスだけ書けばいいですが、そろえてないと、いちいち
$ ssh hoge@foo.bar.edu
のようにuser IDをアドレスの頭につけないといけません。
とりあえず、これらの基本的な道具や環境をそろえておくと、研究に便利です。
使用環境
- ネットワークの設定:研究室の人に聞いてください。
- Mailサーバーの設定:研究室の人に聞いてください。
- プリンターの設定
LaTeX関連
- LaTeX/TeXShopのinstallationとヒラギノフォントの埋め込み
- Keynoteに書く式をLaTeXで書くためのLaTeXiT
Unix Tools関連
- bashの設定
- X Windowの環境のinstallation
- gcc (コンパイラー), Xcode (ソフト開発環境)のinstallation (MacPorts用に必須)
- MacPorts (nkf, ghostscript, gv, などを入れるため)
PythonとROOT
- Anaconda Pythonのinstallation
- ROOTのinstallation
- (参考)岩井君によるMac OS X Setup の説明
Mac OS X 便利帳
アプリケーション
Unix関連
Python
ROOT
改訂履歴
- 2018-03-20: High Sierraに対応。また、わかりにくかった点を修正し、簡略化。(新M1に感謝)
- 2017-05-03: Sierra に対応。LaTeX関連のinstall方法を簡略化。
- 2016-04-08: El Capitanに対応。
Updated 2018-03-20, Taku Yamanaka, Osaka Univ. (taku atmark hep.sci.osaka-u.ac.jp)