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PathとDISPLAYの設定の仕方(tcshの場合)

1. 手順

1. アプリケーション>ユーティリティ> ターミナルを開く。
2. ~/.tcshrc をemacsかviで作り、

   test -r /sw/bin/init.csh && source /sw/bin/init.csh
   setenv PATH "/usr/local/bin:${PATH}"
   			

   という2行を入れます。
   Finkを入れる予定がない人は、test -r /sw/bin/init.csh ... の行は省いてかまいません。
   (emacs もviも知らない人は、多分.tcshrcも持っていないでしょうからターミナルを開いて

   	% cat > .tcshrc
   	test -r /sw/bin/init.csh && source /sw/bin/init.csh
   	setenv PATH "/usr/local/bin:${PATH}"
   		ctrlキーを押しながらD
   				

   と打ってください。）
3. その後ターミナルのウィンドウの中でexitと入れ、ログアウトしておきます。

2. 説明

• Mac OS X 10.4 (Tiger) 以前は

  	if ($?TERM_PROGRAM ) then
  		setenv DISPLAY ":0.0"
  	endif
  					

  を入れてください。（10.5 (Leopard)以降は、これは入れてはいけません。）これは Terminal を開いたときのみ、DISPLAY という環境変数を設定するためのものです。X11 の xtermを開いた場合は、DISPLAYは自動的に設定されているので、それを書き換えるのは間違いのもとになります。
  ただし、時にX11のDISPLAYの値が :0.0でない場合があります。xterm は 正しい DISPLAY の値を与えられますが、Terminal の場合は強制的に :0.0 を与えているので、Terminal からX11 関係のウィンドーが開けない場合があります。その場合は、xterm で echo $DISPLAY　として値を確かめ、例えばそれが :1.0なら、Terminal で setenv DISPLAY :1.0 というように手で設定してください。
• test -r /sw/bin/init.csh ... の行は、Fink をインストールしたときに .tcshrcの一番最後に自動的に入れられるものです。これにより、 /sw/bin がPATHの先頭に付け加えられます。しかし、場合によってFinkがgs, gvなどを /sw/bin の下に持ってきてしまうと、 せっかくインストールする日本語対応の /usr/local/bin/gs や gv が使われなくなります。そのために、test -r ... の後で、/usr/local/bin を PATH の先頭に入れています。