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日程調整 web sites の評価、比較
会議などの日程調整をするのに便利なweb siteの中で、どれが使いやすいのか試してみた。
結論
Web pageが英語でもよいなら、Doodleがお勧め。内容は日本語でも書けます。
日本語のweb pageなら、伝助がお勧め。
いずれも簡単に設定ができて、かつ必要な機能がきちっと揃っています。
評価の基準
- 無料であっても会員登録などの手続きが不要であること。
- 設定が1〜2ページで簡単に行えること。Simple is best.
- 月日や時間の設定が簡単にできること。「1時間目」とか「昼休み」のように自由に書けて、
30分ごとなどの制約がなければ尚良い。
(30分単位のブロックの方が便利と感じる人も多いとは思いますが。)
- 気をつけなくても、管理者にweb pageのURLが送られる仕組みになっていること。
- 結果の集計が表示されること。
- 後からでも日程などの変更ができると良い。
- 携帯から使えることは要求しない。
- 他人の予定を変えるような人は招待しないので、そのような保護は要求しない。
結果一覧
コメント
- Doodle
- 英語だが、入力は日本語も可。
- シンプルだが、必要な機能は全て揃っている。
- 時間帯は手で自由に書け、かつ全ての日に同じ時間帯というのもボタン一つでできる。
- 参加者が記入する場合も、Yes, (Yes), Noが色でも表示されるため、見やすい。また、カレンダー表示もできる。
- インターフェースも洗練されている。
- 伝助
- シンプルだが、必要な機能は揃っている。
- カレンダーをクリックすると、曜日も入る。
- 時間は手で書くが、多数になってもcopy & pasteとかできるのでOK。
- 管理者による設定は1ページのみ。
- 日程調整に限らず、一般的な希望調査にも使える。
- 2012年9月からセルに色が付くようになり、結果がさらに見やすくなった。
- 日本語版の中では秀逸。
- ちょー助
- 時間帯を書き込んで「追加」ボタンを押しすことによって一つ一つリストに加えるため、少し直接感に欠ける。
- 時間帯は、選んだ期間の全ての日にまず設定されるので、そのあとに不必要な時間帯や日を省く作業が必要。飛び飛びの日や、日によって候補の時間帯が異なる場合などは面倒。
- 設定に5ページかかり、面倒。
- When is Good
- 英語のweb site。
- べったりした日と時間の表からdragで選ぶのは、
見かけよりは使いやすい。
- 参加者も、dragするだけで都合の良い時間帯を速く選べる。
- Optionsを選べば、defaultの3週間以外の期間も指定できる。
- 結果は、全員OKの時間帯が緑で表示され、
点の数でおよその可能な人の数がわかる。
人の名前にマウスを動かすとその人の都合がわかり、
時間帯にマウスを動かすとその時間帯の各人の都合がわかる。
おもしろいインターフェースだが、一目で各人の都合が見られないのは少し不便。
- トントン
- 管理者は、カレンダーで日を選んだあと、30分ごとのブロックをマウスでクリックやdrag
して時間帯を選ぶ。1日のうちに飛び飛びの時間帯を設定することもできる。
- 設定は1ページで終わるので簡単。
- 参加者は、「利用マーク」で参加/可、未定、不参加/不可のどれかを選び、
指定の時間帯をクリックかdragで塗りつぶす。
それさえわかれば速い。
- 参加者が必ずパスワードをかけないといけないのは、面倒。
- 調整さん
- 候補日時は自由に書き込めるが、伝助のようなカレンダーもないので、曜日も含め全部自分で書く必要がある。
- 設定は1ページで終わるので簡単。ただし同じシンプルさなら、伝助の方がさらに簡単で必用な機能が揃っている。
- とっとと決め太郎
- 候補の日を選んだ後、30分のブロックをクリックやdragで選ぶ。
ただし「トントン」とは異なり、とびとびの時間帯は設定できない。
その場合は、同じ日をまた候補日として選び、別の時間帯を選ぶ。
- 設定が終わるまでに何ステップも必要で、面倒。
- 候補は10件までしか設定できず、参加者が答える際にはそれがタイル状に
並ぶので、見にくい。
- 調整くん
- 設定は1ページで終わるのでシンプル。
- 5件までしか設定できない。
- ピージャム、いい幹事、Offsite
- 無料だが会員登録が必要。従って、機能は調べていない。
- nifty スケジュール
- Mac OS XのSafariでは使えないので、問題外。
Links
2012-09-09 Taku Yamanaka