物理カリキュラム委員会 minutes 日時:2003年10月23日 15時〜19時過ぎ 場所:F棟6階 参加者:植田、河原崎、窪田、下田、高杉、竹田、久富、藤井、細谷、松田、山中卓 +引き継ぎのために下田、廣岡 * カリキュラム委員会のメンバーは次の通りである。 物理のカリキュラム委員:山中、細谷、Slevin、窪田、竹田、 宇宙地球のカリキュラム委員:河原崎、久富、 共通教育:窪田、藤井(実験) 物理の教務委員:山中、高杉、窪田、 宇宙地球の教務委員:松田、植田 * カリキュラム委員会の目的 カリキュラム委員会は a) 物理学科の授業、 b) 物理・宇宙地球の人が関与する共通教育科目 について、それらの a) 方針の決定、 b) 時間割と担当教官の決定、 c) 学生便覧やマニュアルなどの内容の決定、 (進学・卒業要件、教職についての説明なども含む) d) 読み替え規則の改訂、 e) 非常勤講師の決定 f) 問題点の解決 を行う。 また、物理と宇宙地球の大学院の講義の調整も行う。 * 授業担当者を決める上での方針 1) 教授、助教授は、共通教育、学部、大学院を1コマずつ 2) 助手は、実験や演習などを2コマ 2-1) 学生実験は、1/3年(火、水の13~17時)で1コマと数える。 2-2) 共通教育の実験は、1セメスターで1コマと数える。 2-3) 演習は1セメスターで1コマと数える。 3) 目安として、3年連続して同じ授業を担当したら、担当を変える。 補足:量子力学は1から2に同じ人が持ち上がる 統計物理は持ち上がりをしない(廣岡氏は特例だった) 4) 演習・演義のスタンダードクラスには、TAを2人つける。 アドバンストクラスにはTAを1人つける。 5) 非常勤講師枠 5-1) 共通教育の非常勤講師は、原則として、 a) 他大学の教官は在職中の人のみを雇う。 (退官したら終わり。これは、人事上、依頼する相手機関がなくなるため) b) 年齢制限を設ける。 (66歳という案が出た。これについては、次回、値を決めましょう) c) 年齢制限を超えている場合も、特別な講義で「余人をもって変えがたい」場合は、本学の名誉教授を雇える。 最終的には、カリキュラム委員会が判断し、決定する。 >>>委員会後に出た疑問:本当の決定は共通教育機構。。。共通教育の方針も聞く必要がある。 5-2) 地学の非常勤講師については、カリキュラム委員下院に報告してもらう。 5-3) 大学院の非常勤講師は、専攻教務主任が手配。 * 非常勤講師について - 大嶋隆一郎(工)に今年度の講義を依頼したのは、上の方針からははずれている。従って、来年度は講義を お願いしない。高原学科長に、そのことを伝えてもらう。 >>> 共通教育では、今年度は資格の審査をして、通したとのこと。共通教育の方針にもよる。 - Guest speakerについては、山中が馬淵さんに聞き、募集。「科学と社会」は理学部に費用を出してもらうことになるであろう。 - 単位の出ない科目も、非常勤講師を使って開いていく。 ただし、その場合、学生の保険は対処し、責任も明かにしておくべき。 * 齋藤氏の望遠鏡を用いた「天体観測」は、具体案を下田氏が出す。 - 「自然と放射能」の講義の担当者については、まずは在職者で検討。 * TAの手配について - 共通教育の学生実験とコア科目のTAは、藤井と下田が統一して手配する。 - 専門科目(物理+宇宙地球)のTAの手配は、今後カリキュラム委員会の人が行うべき。 * 共通教育を担当する他学部、施設の教官 - 共通教育の教務掛/城野氏から、各学部に配布された「共通教育の担当教官の推薦」の表に記入されている人数が、今年度と異なっている。共通教育の教務の高木氏は、誤りを認めたが、窪田が10/24に直接話す。今年度は以下の人数だった。 生命機能 2名 産研 3名 サイバー 1名 RCNP 4名 極限 1名 レーザー核融合 1名 基礎工 2名 学生実験には、 工学部 12名 基礎工 3名 (2004年度は4名) - 共通教育を頼む他学部、施設の長に、物理学科長からインフォーマルに「今年度と同じ人数をお願いします」と電話をしていた(高杉)。今年も同じことをするよう、高原氏に山中が依頼する。 >>> その後、高原氏から、今でもその必要があるのか、また、なぜ学科長が共通教育の担当について話すのかという質問がある。 >>> 河原崎、赤井氏はそのような電話はしていない。東島氏は、共通教育専門教育委員会委員のときに、上のインフォーマルなお願いはした。 >>> 11/28 窪田氏に、他学部、施設の長に、「共通教育担当者を出してもらったか、確認」のインフォーマルな電話をお願いした。(山中) * 科目の読み替え - 「現代力学1」、「現代力学1演習」、「現代力学2」は、佐々木氏の申し送りどおり、 それぞれ、「力学1」、「力学1演義」、「力学2」で読み替え。 - 「現代力学2演習」は、「物理学セミナー1or2」で読み替える。 * 授業 - 「物理学概論」は、廣岡氏に非常勤で担当してもらう。 - 「解析力学 Iは、H16は開講しない。H17より再開。 - 「結晶物理学」は、H16は開講しない。 - 「固体地球科学概論」は「地球科学概論」に変更。 - 「量子地球物理学」は、H16に山中(千)が行い、それをもって終える。 - 「量子力学3演習」は、必要ならば短期集中型で行う。 - 「量子力学特論」は学部では廃止し、大学院専用とする。 - 「物理学セミナー1、2」が木曜日にあって、教授会と重なることがあるが、 その場合は、研究室でセミナーを担当してもらう。本来、この担当は 教官ではなく、研究グループで行う趣旨であるため。 - 吉野氏の海外出張に伴い、小谷氏と担当を入れ替える。 - 共通教育の担当者は、窪田が詰める。 - 物理学科の専門の授業のうち、物理学専攻の教官の担当はこれから山中が作成。 - 宇宙地球科学専攻の教官の担当の案は、松田氏より出された。 * 教室の確保 - 山中が演習の担当者に希望の教室を聞き、早急に確保する。特に、F棟1階は黒板が3面あるのでよい。 * これからのMilestones - 10/24 共通教育の担当者の推薦(窪田) - 11/7 学生便覧の改訂(山中) - 次回委員会 時間割、担当教官の第1案(山中、窪田) 非常勤講師の腹案(窪田) - ?? Guest speakerの募集(山中) - 12/5 時間割と担当者の表を提出(山中) - 2月頭 camera readyのシラバスを事務に提出(久富) * 4年の研究室配属 - 学生がお互いに希望先を調整できる機会をもうける。 この方法としては、人気調査が目的であることを明記した表に書き込ませる、 研究室見学の後に全員を集めてお互いに話させる、などがある。 - 学生に、第3希望配属先まで、それぞれの詳しい志望理由を書かせる。 志望理由を書かせると、本人が何をやりたいのかを考えるいい機会となり、 また、意欲の有無が明らかにわかる。 - カリキュラム委員会が、配属先を決める。 - 各配属先について、第1希望者が定員以下であれば、そこに配属する。 - 第1希望者が定員よりも多い場合は、志望理由と成績をもとに、定員まで選ぶ。 この際、志望理由を優先するべきだという意見が強かった。 (この理由は、 意欲のない人が行っても仕方ない、 成績をもとにしたフィルタリングは大学院の入試でどうせ行われる、 成績の差はさほど意味がない、 成績に対して極度に過敏にさせないため、 など) - 第1希望のところに行けなかった学生については、第2希望、第3希望の 順で同様に決める。 - 第3希望でも行けない場合は、呼び出して直接希望を聞く。 - 配属方法は、成績の定義も含め、公開する。 - 素粒子理論のように、複数の研究室が集まってグループで行っている ところでは、大きなグループとして募集する。 - 理論の定員をあえて実験より少なくする必要はない。 これは、理論から大学院で実験に移る人を作った方がよいこと、またそういう 可能性を作ることで、理論に来た人にも実験に関心を持たせることができる。 - 普通の研究室の定員は、スタッフの数、スタッフの数+1、特別な例が無い限り3名くらい、などの意見があった。 - 物理と宇宙地球の配分を2:1に合わせる。 - 具体的な方法を書いた叩き台を、山中が作る。