学術変革領域研究(A): [領域計画書]、
									[計画研究]
				学術変革領域研究(B): [領域計画書(概要版)]
			
学術変革領域研究の応募書類、特に領域計画書(A, Bの概要版と全体版)は、 複数の計画研究の情報を集めて書くため、複数人の共同作業となります。 しかし、ファイルを一人に集めて作業すると、取りまとめ役の人が大変になり、 かつ、取りまとめ役の人にファイルを送った後には細かな修正を頼みにくいので、 最後まで文書に磨きをかけ続けるのが難しくなります。
この問題を解決するのが、multi形式の科研費LaTeXファイルを Dropbox もしくはクラウド上のOverleafを用いて書く方法です。
%¥input{gakuhen_a_field_01_purpose}
¥input{gakuhen_a_field_05_management}
%¥input{gakuhen_a_field_08_abilities}
%¥input{gakuhen_a_field_09_plan_abst}
...
									
								
	\input{keikaku/a01/plan_abst}
							
							などを入れて、外のファイルから読み込むようにします。
						審査する側にすると、A01やA02と書かれてもピンと来ません。 A01(象の卵の探索ー動物園)のように研究課題名がついていたり、せめて A01(動物園)のようにせめて略称がついていると、わかりやすくなります。 また、研究課題名などは長くて書き間違いやすいし、準備している間に変わる場合もよくあります。
そこで、それらはkeikaku_defs.texというファイルの中でマクロを使って定義し、 文中ではそこで定義したマクロ名(\titleZoo など)を使えば、書き間違いも減るし、 研究課題名に変更があっても一気にその変更を反映できます。
領域計画書では、各計画研究や総括班の、研究代表者の研究遂行能力、研究者リストや研究内容、予算の表などが、 各計画研究などからかき集められます。 それを簡単に行うために、科研費LaTeXでは、gakuhen_a_field/keikaku の下に a01, a02 などの計画研究ごとのフォルダーと x00 の総括班用のフォルダーがあり、それぞれの中に次のファイルがあります。
test_keikaku.tex を用いれば、他の計画研究の準備状況とは関係なく、自分の計画研究の内容のみタイプセットして、チェックできます。
各計画研究のこれらのファイルは、下図に示すように取り込まれ、領域計画書全体がタイプセットされます。
![[Structure of files for gakuhen_a_field]](figs/gakuhen_a_field_files.png) 
					
				
¥subsubsection*{¥codeTitleThai}
¥KLInput{keikaku/a04/keikaku_abilities}
							
							\input{} ではなく \KLInput{}を用いると、読み込むファイルの中で定義されたマクロはそのファイルの中でのみ有効なので、
							他とのバッティングなどが起きず、安全です。
						
¥KLInput{keikaku/a04/keikaku_plan}
¥vspace*{5zw}	% 数値は適当に調整してください。
¥KLLine	%------------------ 線が引かれます。
									
								
¥KLInput{keikaku/a04/keikaku_plan}
¥clearpage		% 2つごとに、改ページしてください。
									
								
¥myBudgetTableHeader{¥codeThai}{¥titleThai}
¥KLnput{keikaku/a04/keikaku_budget_summary}
							
						keikaku/***/keikaku_budget_summary.tex では次のように、各項目、各年度の予算が書かれています。
¥begin{kkBudgetTable}	% Enter costs (in units of 1000 yen) for the 1st .. 5th year.  No commas!
	¥設備備品費	& ¥kkBudget{設備備品費}{11111}{22222}{33333}{44444}{55555}
	¥hline
	¥消耗品費		& ¥kkBudget{消耗品}{100}{200}{300}{400}{500}
	¥hline
	¥旅費国内		& ¥kkBudget{国内旅費}{2000}{2000}{2000}{2000}{2000}
	¥cline{2-8}
	¥旅費海外		& ¥kkBudget{海外旅費}{2000}{1500}{2000}{2000}{2000}
	¥hline
	¥人件費		& ¥kkBudget{人件費}{5000}{10700}{10000}{10000}{10000}
	¥hline
	¥その他		& ¥kkBudget{その他}{100}{100}{100}{100}{100}
	¥hline
¥end{kkBudgetTable}
					
					この方式で金額だけ直せば、「17-( ) (e) 研究経費2」の最後にある、 全ての計画研究や総括班の予算を足した、領域全体の、年度ごと、費目ごとの集計表が自動計算されます。 ただし、この自動計算がされるためには、次のルールを守ってください。
% 研究分担者の調書 ===============
¥input{buntansha_info}
% 研究分担者を追加する場合は、buntansha_info.tex を複製して別の名前にし、
% この下に追加してください。
¥input{taro_info}
						
					
¥KLInput{keikaku_abst_x00}
¥KLInput{keikaku_abst_a01}
¥KLInput{keikaku_abst_a02}
¥KLInput{keikaku_abst_b01}	<--- new
							
						2020-01-22 Taku Yamanaka