以下の処理はウインドウズXPプロフェッショナルで行いました。
Web2C7.5.4(このヴァージョン番号は、TEX のパッケージに入っている同名の ファイルのヴァージョンナンバーです)の場合は、 jtex-1.9.1-w32.tar.gz を、 TEX のアーカイブセンター や角藤氏のサイトなどからダウンロードします。 ダウンロード先をd:\tmpとします。少し古い Web2C 7.3.3 の場合はこれに加 えて jtex-1.9.1-dll.tar.gz も持って来て、この順にTEX 本体を入れてあるとこ ろ(以下ではd:\usr\localとします)で展開します。過去にTEX をインス トールした経験のある方は、その時多分簡易インストーラー(texinstxxx.zip)を 使ったでしょう。 texinstxxxx.zip を解凍したときに展開された解凍ツール tar.exe が、d:\usr\localにあるはずですからそれをを使います。コマンドプロンプト窓 で
>cd d:\usr\local
を実行してそこのディレクトリーに移り
>tar zxvf d:\tmp\jtex-1.9.1-w32.tar.gz
を実行すれば展開できます。
tex4htk-w32.tar.gz を同じ所からダウンロードして、d:\tmpに格納した後、 d:\usr\local ディレクトリーに移動し
tar zxvf d:\tmp\tex4htk-w32.tar.gz
を実行します。
なお、TEX パッケージを既にインストールしてある場合、角藤氏自身による
TEX4ht のインストール法解説が、 TEXMF/doc/tex4ht/win32/tex4htk-w32.txt
(TEXMF=d:\usr\local\share\texmf) に載っています。
ImageMagick のダウンロードサイト
ftp://imagemagick.org/pub/ImageMagick/binaries/
もしくは、
から
ImageMagick-6.2.2-Q16-windows-dll.exe
ImageMagick-6.2.2-Q16-windows-static.exe
ImageMagick-6.2.2-Q8-windows-dll.exe
ImageMagick-6.2.2-Q8-windows-static.exe
のどれかをダウンロードして実行します。
上のサイトにアクセスできないときは、本家からたどります。まず ImageMagick のホームページから、 "DownLoads"を選んで最寄りのサ イトへ行き、さらにそこから "binaries" を選びます。本家サイトからダ ウンロードするには、 "Binary Releases" と書いてあるリンクへ行き、 そこで "windows" 関連の記述を探すと多分方法が判ります。
旧いヴァージョン "5.5.7"の方が安定に動く可能性もありますので、 "6.2.2" がうまく働かない ときは試してみましょう。実行するとインストールウイザードが開き、いろいろ 聞かれますが、インストール先を指定する以外は全て既定でOKです。インス トール先は、既定では"C:\Program Files\ImageMagickxxx"ですが、フォル ダー名に空白を含むとトラブルの元ですので、例えばD:\ImageMagick としま す。インストールが正常に行われたかどうかは、ウインドウズのコマンド窓か ら、
>convert logo: logo.miff
>imdisplay logo.miff
を実行して以下の絵が表示されれば OK です。
D:\usr\local\share\texmf\tex4ht\base
の中にある tex4ht.env ファイルをエディターで開き以下の文章を探し出します。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
Gdvipsk -Pdl -mode ibmvga -D 110 -f \%\%1 -pp \%\%2 > zz\%\%4.ps Gc:\imagemagick\convert -crop 0x0 -density 110x110 -transparent #FFFFFF zz\%\%4.ps \%\%3 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% |
このGc:imagemagick
始まる行を、先の ImageMagick を収納したフォルダーに合わせ
て下のように書き換えます。
ヴァージョン5.5.7の場合
Gd:\ImageMagick\convert -crop 0x0 -density 150x150 -transparent #FFFFFF zz%%4.ps %%3 |
ヴァージョン6.2.2の場合(注)
Gd:\ImageMagick\convert -trim +repage -density 150x150 -transparent #FFFFFF zz%%4.ps %%3
|
注: 本来はヴァージョン 5.5.7 と同じ設定で良いはずです。これは "ImageMagick"と "TEX4ht"間の相性の問題でしょうか。いずれにしろ、修復 されれば元に戻って設定がまた変わるかも知れません。詳しくはここの Updates を参照してください。
フルパスを指定するのは、 NT 系のウインドウズ (NT/2000/XP ) には、ファイルを変換す る convert.exe という危険なプログラムがあるので、それと混同させないためで す。
-density 110x110 を -density 150x150
に変えたのは、画像化される文字サイズを大きくするためです。この数字は 1 インチ当たりの
ピクセル数です。使用環境状況に応じて適宜変えてください。
以上でTEX4ht を使うための準備が整いました。